地元の防災部の部長をしております、斎藤です。こんにちは。
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あ、気付いちゃいました!?
そうなんです。今期から防災部の部長になっちゃいました。役員になってたった3期目で・・・町会の人材不足が浮き彫りになりますね。
部長になると、全ての雑務を押し付けられるので正直トホホなんです。ワード・エクセル使える人、どなたか防災部に加わってくれないかなぁ。
そんな雑務に追われる分、おつりがくる位この肩書きを利用しまくってやろう! そんな悪だくみを企てています。うっしっし・・・
いきなりの脱線失礼しました。
さて、わたくし斎藤は、4年間防災部に所属して、それなりに頑張ってきたつもりでしたが、1つ明らかに抜け出せない殻があるのを感じています。
それは、防災訓練です。
私の所属している碑文谷一丁目町会をはじめ、参加したさまざまな訓練でも同じでしたが、そのほとんどが「防災ごっこ」なんです。
訓練にはリアルさが欠けていて、どこか他人事の雰囲気。これをどう脱却するか!? が重要なテーマだとリアルガチに考えてます。
ごっこ脱却のため大きなマップを作ってみた

今回、碑文谷一丁目町会では、災害時に活用するホワイトボードサイズの大きなマップを作ることにしました!
中心に碑小学校の学区を載せた地図。両サイドはマーカーで書き込めるスペースを用意しました。(まだ試作段階ですが・・・)
ホワイトボードに貼り付けて利用し、ホワイトボード用のマーカーで書いたり消したりできる代物です。
このマップをどう使うのか??というと、
災害が発生すると、区立や市立などの小学校・中学校は避難所としての機能を果たすだけではなく、「○○で火災」「△△でケガ人」といった、さまざまな被害状況の情報が入ってくる場所でもあるため、災害対策本部としての機能を併せ持つ場所になります。
被災直後は、行政の防災担当者がすぐに駆けつけられないので、町会長や自治会長などを頭に据えて、住民の力で災害対策本部を運営していくことになると予想されます。
そこで、
立て続けに入ってくる「○○で火災」「△△でケガ人」という情報を視覚的に整理し共有する地図の役割。それぞれの現場に必要な装備をもった人たちを向かわせ、完了した現場と未完了の現場を整理するTO DOリストの役割。その両方を1枚にしたのが、先程のマップです。
マップには、消火器・消火栓やAEDの位置、災害時協力井戸などの情報を中心に盛り込むことになっています。
マップの活用方法(予定)

地図上には、消火器・消火栓やAEDの位置、災害時協力井戸など、災害時に必要になる資材・設備の情報を盛り込むことになっています。
このマップをどのように訓練で活用するか? 今のところ考えている訓練方法は、、、
- 災害対策本部を立ち上げる
- 集まってくる避難者から、さまざまな情報を収集する
- 災害現場と被害内容を確認し、必要な支援グループ(消火、救援・救助、応急救護)を送る
- タスクを完了させていく
被災後は、2~4が延々と繰り返されるはずなので、これを防災訓練でやりたいと考えています!
アイデア募集!!
実は、マップを作るにしても、まだまだこちらのアイデアが足らず活用しきれない気がしています。
そんなマップを作るのなら、地図情報にこんなの載せた方がいいよー。
こんな訓練できるんじゃない??
などなど、ご意見やアイデアがあったら教えて欲しいです!
アイデアについては、地元小学校のPTAにもご協力頂けそうな予感!!!
ヤターーー!!!!!これを機に、避難所運営協議会についても協力を要請しよう。そうしよう。
まとめ
どうして、いきなりマップを作るにことなったのか?
それは、毎年繰り返し行ってきた防災訓練があまりにもなあなあになってしまったと感じていて、もっと、実践的で刺激的な訓練を行うには?? と考えていたところ、地元の碑文谷には、昔から武揚堂さんという地図製作会社あることを思い出しました。
中学生の時、社会科見学でお邪魔させて頂いたほど地域と結ばれている企業、武揚堂。
そこで閃いたのがこのマップです。
話だけ伺いにアポイントを頂くと、過去にも防災マップを作成していたり、被災時、自社の社員が避難場所までの安全に避難できるような独自の避難マップなどを作成されていました。
こちらの想像を超えるいろんな資料が出てくる出てくる・・・。実際にマップを作ることの意義を感じさせて頂きました!!もう、プレゼン上手なんだからぁ。
で、この話を防災部に持ち込んだら万歳三唱!!!
防災部のヤル気も上がったし、武揚堂さんも全力で協力してくれてます。
トライ&エラーで、修正しながら作り上げていくことになるかもしれませんが、とにかく今年はこのマップで何かをやってやろうと、防災部は燃えています!
とにかくやってやりますよーーー!!