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2022.05.19 ちょっとしたことで避難までが速くなる!? 防災リュックの整理のポイント

こんにちは。ミライボのさいとうです。

防災に目覚め、いろいろな防災用品を購入したところまでは良いものの、それを防災リュックに詰め込んで、そのまま数年間も放置していたボク、さいとう。

そんな体たらくな防災リュックだと、荷物を取り出すだけでこの散らかりよう。これじゃ、いざという時、避難の前にリュックの整理整頓から始めなくちゃいけなさそう・・・

これはいかーーーん!!!

さすがにそう思いました。思い立ったが吉日ということで、防災リュックの中身の整理方法について考えてみました。

超簡単3ステップで完了できますので、参考になったら嬉しいかぎりです。

▼目次

  1. グループ分けをする
  2. まとめてジップロック
  3. 身に着ける順番を記入
  4. まとめ

グループ分けをする

防災リュックにはさまざまなアイテムが入っています。

  • ヘルメット
  • 懐中電灯
  • ラジオ
  • 電池
  • 水・食料
  • 衣類
  • トイレ用品 などなど

今までのボクはこれらをデカいリュックにただ突っ込んでいたのですが、中でモノが暴れて、何がどこにあるのかわかりにくいのが悩みの種でした。

そこで、まずはさまざまな防災用品を利用するシーンに合わせて仕分けをしました。

最初はザックリと、
(1)避難する時、すぐに使うモノ
(2)避難生活で必要なモノ

この2つで分けて、

その次に「避難生活で必要なモノ」を
■食料
■衛生用品
■便利グッズ
■衣類

ざっと、このような分類で分けました。

ここでのポイントは「避難する時、すぐに使うモノが何か?」をしっかりと理解して、分けること。

とにかく、スムーズにかつ安全に避難を開始できるように、避難するときにすぐ使うモノは簡単に取り出せるようすることを意識してください。

まとめてジップロック

グループ分けが終わったら、グループごとに1つのジップロックにまとめていきます。

ただし、子どもがいるご家庭はもうワンステップ。

我が家は大人2人、子ども2人の4人家族。でも防災リュックはボクと妻の2つ。子どもはまだ幼いので自分では担げません。

そのため、妻の防災リュックには子どもの防災用品も一緒にしまっているので、更に中身がごちゃごちゃしていました。

それを防ぐために、グループ分けをした防災用品を、使う人ごとにも分けてジップロック。

「誰が、いつ使うモノか」これを分かるようにして1つの袋にまとめたことで、リュックの中でバラバラにならず、サッと取り出せるようになりました。

身に着ける順番を記入

更に、ジップロックには入れているモノをマジックで書くことにしました。

透明の袋なので中身は見えますが、わかりやすいに越したことはありません。

しかし、整理しながら防災用品を装着したり、使ってみたりしているうちに、また大事なことに気付きました。

「避難用品は、身に着ける順番が大事」

(※これについては「災害時すぐに避難を開始するために、見落とされがちだけど大切なこと」の記事に詳細を書いているので、良かったらご覧ください)

災害直後、安全な場所まで避難をするときに自分の身を守るためのヘルメットなどの防災用品は、避難を始める前に身に着けないと意味を成しません。

ですが、

「一刻もはやく避難したい」

そのような焦りはきっと生まれるはず。

それならば、いっそのこと焦ることも想定しちゃいましょう。焦っていたとしても、落ち着いてかつ効率的に避難を開始できるように、防災用品を身に着ける順番を分かりやすくしておけば、それだけで避難までの時間は必ず短くできます。

そこで、ジップロックに装着手順も書くことにしました。

  1. ヘッドライトに電池をセットする
  2. インソール
  3. ヘッドライト
  4. ゴーグル
  5. ヘルメット
  6. グローブ

間違えてグローブを先に着けちゃうと細かい作業がやりにくくてロスが生まれるし、首から上は防災用品が渋滞するので、装着順は絶対にわかりやすい方がいいはず。

電池をあらかじめ入れておかないのは電池切れを防ぐためですが、ここは各々で考えていただければ良いかと。普通にセットしておいて、予備の電池を入れておく方が賢いかもしれませんし。。。

う~ん。やっぱりウチもそうしようかな。。。

こんな感じで装着の順番を分かりやすくしておくだけで、きっと、今よりスムーズに避難開始ができるはずです。

この手順の正解はきっと人それぞれ。是非、あなたなりの正解を見つけてください。

まとめ

ボクの場合ですが、防災リュックを整理したことで、防災リュックを手にする機会が増えました。

中に何が入っていたか前より把握できるようになったことで、使いたいモノをサッと取り出せるイメージが湧き、リュックを触ることを億劫に感じにくくなったのかもしれません。

「ジップロックにしまえば?」

このアイデアの出どころは、実は妻。神が降臨したのかと思いましたね。防災士と言えど、防災グッズの収納方法は素人同然。主婦の知恵はスゲーなぁ。

防災士には、整理収納アドバイザーの資格を取得する人が結構多い気がするんですけど、防災用品をいかに家庭に溶け込ますか? ということを考えているうちに整理収納に目覚めるのでしょうか?

んな訳で、整理収納アドバイザーさんの防災リュックの記事も参考までに載せておきます。【整理収納アドバイザーのお片付けノート 】もしもの備え~防災備蓄リスト~

普段の生活の負担にならないように防災リュックを用意することも、防災を続ける秘訣ですよね。

防災は頑張りすぎない。普段の生活の延長線上に防災に繋がることがあると良いなぁといつも思います。

斎藤啓之

執筆者:斎藤啓之

1980年生まれ
両親の出逢いはテニスコート。男3人兄弟の長男で、3世代で暮らし、友だちから「サザエさんのウチみたい」だと言われるような家庭で育つ。
料理は全く出来ないが調理師免許を持っており、味噌が変わると判る味覚をもつ。
剣道の有段者なので、棒で人を叩くと逮捕される。
趣味は、高3の秋から始めた野球。甲子園を目指したことの無い野球人。
ほとんどの人にA型?と聞かれるO型。

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