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2022.09.01 浅草で大地震に被災をしたらドコに避難する?【浅草で避難散歩~その4~】

浅草で大地震に見舞われたらドコに避難をするか? 赤プルさんと検証中の未来防災課。4回目の今回で、未来防災課なりの避難先を見つけたいと思います!!

過去の記事はこちらからどうぞ~


前回は、台東防災という神アプリを発見し、避難場所に指定されている隅田公園に避難するも、やっぱり川沿いは津波が怖いので別の避難先を探せー! となりました。

散々歩いて疲れてきたので、赤プルさんは地元の人に避難場所を聞く戦法に切り替えます。白羽の矢が立ったのは、Take2の東MAXさん実弟、東ともひろさん。

生粋の下町生まれ、下町育ち。楽しそうな奴はだいたい友達。お店の経営もしながら、芸人、役者、ダンサー、モデルなどをこなす太田プロ所属のユーティリティープレイヤーなのだそうです。

避難の途中なのに、赤プルさんはステッカーを物色し始めました。コラー!!

主旨を思い出してもらい、早速、ともひろさんにどこに避難するか質問。

「ウチは家族で上野公園に避難することに決めてるよ」

え?上野公園!? ちょっと遠くないですか? なんて聞いてみると、
「浅草通を西に向かって進めばすぐだよ」と。

お子さんとの待ち合わせ場所になっているそうで、公園内のどこかをお子さんは時計回り、ともひろさんは反時計回りにグルっと回って(逆だったかな?)、お互いを見つけるというルールまで決めているらしい。スゲー。

調べてみると、東洋館から上野公園の国立科学博物館までは1.7㎞。充分避難先として考えられる距離です。

上野公園なら津波が心配な隅田川(ボクらが勝手に思っているだけです)からも離れられるし、避難場所としてはもってこい! さすが、地元の人は違います! さらっと正解が飛び出てきました。

少し距離はありますが、浅草で被災して、津波が心配だったら上野公園方面へ向かう。上野公園、こちらを今回のゴールとします!!

ちなみに、上野公園は上野で被災したときのゴールとして、以前の記事でも紹介していますので、よかったらそちらの記事も読んでくださるとうれしっす。
上野の防災MAPを検証! 【其の一】

上野動物園の動物たちが壊れた柵から逃げ出すようなことがあったら、上野公園はリアルGANTZみたいな状況になり得る可能性は秘めてるかもね。みたいな検証をしたんでした。(実際に、動物たちの脱走を想定した、とってもシュールな訓練もしているようですよ)


では、避難先も決まったところで、赤プルさんと浅草の避難先の答え合わせ。

使うのは、東京都都市整備局が作成している「地域危険度マップ」の台東区編。

番地ごとに、危険度を5段階で評価しているマップです。1番安全なエリアが青で、緑、黄色、オレンジ、赤と危険度が高くなっていきます。

我々がうろうろしていた浅草寺周辺は、危険度5段階の3つ目の黄色エリア。

その周りは危険度1だから、ずっとリスクの高いところを行ったり来たりしていたようです。あはは・・・

浅草寺は危険度3のエリアにすっぽり。浅草寺が避難場所になっていないのも、そのせいなのでしょうか?

反対に、上野公園まではずっと危険度が一番低いエリアがつづきます。多くの人が浅草寺や浅草駅に向かおうとするなら、上野公園方面へ避難を始め、疲れたり、人だかりに巻き込まれそうになったら、途中にある公園などで一時的に留まることもアリだと思います。

そんな訳で、もしも、東洋館で赤プルさんが被災して、寄席のお客様に安全な場所への避難を促すとしたら、西側の上野公園方面に避難を始めてもらい、途中にある一時集合場所の西浅草川村公園が案内先としては良いのではないか? という結論に至りました。

寄席には年配のお客様も多そうだし、いきなり上野公園よりも、近くの小規模の公園の方が複合的に考えても安全かもしれませんね。

まとめ

同じ東京でも、観光地と住宅地だと災害時に気を付けないといけないことが変わる。これが、今回の一番の発見でした。

観光地は群衆雪崩に気をつけることが重要。心中穏やかじゃない人の集団で、花火大会の帰路のような状況になってしまうと、いつ将棋倒しが発生してもおかしくないはず。

どうせ電車は動かないので「とりあえず駅に向かう」という行為は考え直してみる必要がありそうです。

余談ですが、普段ボクが上野公園を訪れるときは、入り口はいつも西郷隆盛像がある南側の正面口から。でも、ここを目指してしまうと、意図せずとも上野駅に近づいてしまい、人だかりに巻き込まれる可能性がありそうなので注意。

浅草で被災して、より安全に避難をするのであれば、上野公園の北側、国立科学博物館側に向かって避難を進めた方がより安全かもしれません。

多くの人が殺到しそうな場所よりも、自分や周りが落ち着き始めるまでは、安全が確保できる小規模な公園などへ避難して、避難場所には余裕をもって向かうという選択肢も持っておきたいと感じました。

次に、避難する先がわからない場合ですが、住宅地と違い、観光地には町の地図の掲示板が多い気がします。Googleマップが使えないときは、周りを見渡して地図を探してみるのも良い方法かもしれません。

ただひとつ。

今回、掲示板のQRコードでダウンロードしたオフラインでも使える「台東防災」のアプリですが、ネットワークが切れている時はそもそもダウンロードができません。

だからといって、遊びに行く先の防災アプリを事前にわざわざダウンロードするなんて現実的じゃないですよね。。。

どんなに大きな災害が起きても、ネットワークだけは絶対に生きてるようにすることが、国が行う防災で大事な課題なような気がする。(そんなことできんのか?)

検証が終わったら、すっかり日も暮れていました。

赤プルさん、避難散歩に長時間お付き合いいただきありがとうございました。

おめーら、いつまでもいつまでも地震なんか来ないって思ってたら承知しねーかんな!

斎藤啓之

執筆者:斎藤啓之

1980年生まれ
両親の出逢いはテニスコート。男3人兄弟の長男で、3世代で暮らし、友だちから「サザエさんのウチみたい」だと言われるような家庭で育つ。
料理は全く出来ないが調理師免許を持っており、味噌が変わると判る味覚をもつ。
剣道の有段者なので、棒で人を叩くと逮捕される。
趣味は、高3の秋から始めた野球。甲子園を目指したことの無い野球人。
ほとんどの人にA型?と聞かれるO型。

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