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2018.07.11 【簡単に防災を続ける方法】防災で大切なことはみんなコンビニバイトで教わった|無理なくできるコンビニ的備蓄方法とは?

こんにちは。ミライボのさいとうです。

ボクは3.11を経験して防災って大事だなぁって、初めてちゃんと気付きました。この時、同じように思った人、きっと多いですよね。

さて、数年経って今はどうか???

震災の直後に買い漁った非常食、どうなってますか?
売り切れで全く手に入らなかったガソリンの携行缶、買いましたか?

できていないと思っていることをあえて聞いています。意地悪な質問をしてすみません。

お伝えしたいのは、防災ってのは喉元すぎればなんとやら。そういうものなんです。まずはそれを認識するところがとっても大事。

3.11の経験を多くの人が活かせていないのは、震災後に意気込んで備蓄しちゃったから。防災は意気込んじゃダメ。何故なら、ムリをしたら続かないからです。

備蓄が封印になっていません??

大きな地震は数100年に1回。そんなサイクルでやってきます。

では、備蓄する非常食は? というと「5年保存○○」とか。

正直、はぁ~~~???です。

いつ来るか分からないから、長期保存!! これ、正しいと思いますか??

5年賞味期限が来ない食べ物や飲み物を買ったら、みなさんはどうしますか? しまっちゃいますよね?? それは備蓄ではなくて封印です。つまり、多くの家庭では非常食を魔封波してるんですね。

で、いつの間にか5年が過ぎ、ムリやり食べても美味しくないから次は買わない。

はい。防災終了!!

で、また、どっかで地震が起きる。

やっぱり非常食くらい用意しなきゃ!!

・・・

・・・

・・・

本当にこれで良いでしょうか?

世の中で売られている非常食。はっきり言います。全く買い揃える必要はありません!! みなさん、企業のテキトーな防災に踊らされないで下さい。

非常用に買ったビスコがあれば、今すぐ食べちゃいましょう! きっと美味しく食べられるはずです。因みに僕はいちご味が大好物。

非常食を備蓄しない??

誰もが経験したことがあるバイトといえばコンビニ。ボクも右に習えでやってます。

レジで接客するのがとにかく嫌だったので(どうしてコンビニでバイトしたんだろう・・・)レジからお客様がいなくなるやいなや商品の陳列をしたり、調理器具の清掃をしてました。そこは絶対A型でしょ!? と呼ばれるO型の性格丸出しで、極力きれいに仕事しました。もちろん理由はレジに戻りたくないから。不思議と店長には気に入ってもらいました。得な性格。

さて、コンビニのバイトで教わる一番大切ことはなんでしょう?

お判りですね。では、声を揃えて。せーの

「先入れ先出しー!!!」

そうです。コンビニの商品陳列の基本。古いものを前に出して、新しいものを奥に置いていくアレです。

これを、家庭で実践すれば良いんです。

実践するのは、ついつい買ってしまうカップラーメンやお菓子や缶詰(あくまでも普段食べるやつ)でOK!!

方法はとってもカ・ン・タ・ン❤

カップラーメンでやり方をレクりますと、

  1. 「あー、カップラーメン食いてぇ」
  2. コンビニで購入
  3. 帰宅
  4. 家にあるカップラーメンを取り出し、買って来たものをしまう
  5. 家にあったカップラーメンを食べる
  6. ごちそうさま

はい。これで完璧。大事なのは4と5だけ。これで賞味期限の心配は無用!!

ただし、今日は絶対とんこつ醤油!とかってこだわると、ローテーションが崩れるのでほどほどに。

さて、こうするだけで「5年保存カップヌードル」や「5年保存緑のたぬき」を買う必要はないんです。(注:そんな商品はありません)

なぜなら、

家に普段から食べるものを少しストックしておいて、買ってきたものと入れ替える。これだけで普段から食べるものが、ずっと賞味期限切れすることなくストックされていくから。

これを「ローリングストック」と言いますが、言葉は覚えなくても良いです。つまり家をコンビニ化すればいい。それだけのこと。

この賞味期限の管理、主婦の方は日常的にやってますよね? では、なんで非常食だけそうしないんでしょう??

「非常用の食料=非常食で用意」

きっと、この間違った方程式が頭にこびりついてしまってるからだと思うんです。そう、やっぱり企業に踊らされているんです。

まとめ

防災って、ご存知の通り学校で習いません。だから、子どもは親の方法で防災を学びます。それも誤った防災を。

自分の時代に大地震は来ないだろうと、テキトーな防災していると、それを見て育った子供、孫、ひ孫、夜叉孫、どっかで誰かが被災して、最悪は命を落とす。その可能性は十分にあります。

大切なのは、ちゃんと考えること。想像すること。そうすれば、防災はもっと手を抜くことができるはず。

まずは、備蓄の方法を魔封波的防災からコンビニ的防災に切り替えましょう!

別に100点満点の防災にしなくても構いません。30点の防災でもムリなく続けていく。それが一番大事♪

生活習慣に無理なく防災を組み込むこと。これがいつか来るXデーを乗り切る最善の方法だと未来防災課は考えます。

斎藤啓之

執筆者:斎藤啓之

1980年生まれ
両親の出逢いはテニスコート。男3人兄弟の長男で、3世代で暮らし、友だちから「サザエさんのウチみたい」だと言われるような家庭で育つ。
料理は全く出来ないが調理師免許を持っており、味噌が変わると判る味覚をもつ。
剣道の有段者なので、棒で人を叩くと逮捕される。
趣味は、高3の秋から始めた野球。甲子園を目指したことの無い野球人。
ほとんどの人にA型?と聞かれるO型。

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