Now Loading

2020.01.19 【国立競技場編】もしも、オリンピック競技会場で被災したら!? 安全な避難方法を検証!!

ついに完工しました。国立競技場!! (完成では無く完工と言ってしまうのは、前職が現場監督だった名残)

でででdeでかい。。。前の国立競技場とえらい違い。

それにしても、すったもんだあった割りには、思ってたより早く完工した印象です。現場のみなさんはさぞかし大変な思いをしたんだろうなぁ・・・(しみじみ)

あども、ミライボのさいとうです。

今日は、2020年東京オリンピック・パラリンピックのメイン会場となる国立競技場に来ています。ザハさん、こんな感じになりましたが、見ってまっすかーーー!?

とテンション高めで来たものの、この日はまだフェンスに囲まれ、国立競技場には近づくことはできませんでした。チッ、早く行き過ぎたぜ。。。それに加えワタクシさいとう、オリンピックのチケット1次抽選は申込みが完了されておらず、抽選すらしてもらえて無かったー。電話までしたのにー(泣)

そして2次抽選もあえなく全滅。。。

いろんな意味でオリンピックに全く近づけていませんが、国立競技場で観戦中に被災をしたらどうしたらいいか? をチケットが当選している誰かのために検証してみます!! 是非、参考にして下さい。

▼目次

  1. 国立競技場の周辺について探る
  2. 国立競技場で被災!? ドコに避難する??
  3. 余震と落下物から身を守ろう
  4. オススメは青山門から東のエリア
  5. まとめ

国立競技場の周辺について探る

国立競技場は、建て替えで少し場所が移動していました。それに伴って、周辺も同時に大規模改修があったみたい。隣には「オリンピックミュージアム」が建っていました。1階は入場無料。2階以上は有料です。

2階に行くには行列に並ばないといけないので、早速1階へ。

中にはショップがあってT-シャツなど関連グッズの販売をしていたり、トーチの展示や、メダル(レプリカ)の展示なども。

他にも、全競技のピクトグラムの展示がありました。実物より写真の方がカッコいい(なんて失礼な・・・)

ボクは高そうな椅子に座ってまったり(オリンピック無関係)。税金でなんてイイ椅子買ってるんでしょ!?

「イイ椅子買ってもいいっすか!?」

これで誰かが許可するんですもんね。終わったら安く売ってほしい。中古だからマケてもらおう・・・30円に。(桜木花道的、交渉術)

さてと、すっかり落ち着いてしまった・・・そろそろ外に出ましょう。

外には、デカめの五輪のマーク!!

五輪マーク越しの国立競技場が、間違いなく人気のフォトスポット! オリンピックが始まったら人だかりで絶対撮れないので、きっと今がオススメです!

オリンピックミュージアムの他にも、国立競技場の周辺は、神宮球場や日本青年館、絵画館などが点在しています。

卓球の試合会場である東京体育館もスグそこ。オリンピック観戦のはしごもできちゃう、そんな街です。

国立競技場で被災!? ドコに避難する??

さてさて、十分オリンピックを迎え入れる雰囲気を楽しんだので、そろそろ被災して避難を開始します。(被災シーンを撮り忘れた。1番見どころなのに・・・)

まだ国立競技場の中には入れないので、その横で静かに被災。グラグラグラ。。。

施設案内図の赤い印「あなたはここにいます」が今回被災したポイントです!

早速、今いる場所の安全度を調べてみましょう!!

都内で震災による町の危険度を調べるには「地域危険度マップ」がオススメ!!専用サイトがあるので、是非確認してみて下さい。(東京都都市整備局H.P:東京危険度マップ

どれどれ・・・

ド安全!!!

実際のマップをドアップで見てみましょう。

赤い印が被災したポイントです。周りは緑の斜線で囲まれている地域。

この場所は「広域避難場所」で、被災をした時に避難をする場所。国立競技場はスッポリとこの地区に収まっていました。よく見ると東京体育館も。

ですので、陸上競技とピンポンの観戦中は、被災しても慌てずに。大至急避難しなきゃ! 的な状況は起こりにくい場所なんです。万が一近くで火災が発生したら、風向きをみて避難する。そんな心づもりでいいかもしれません。チョレイ!!

余震と落下物から身を守ろう

ただ、いくら安全な場所でも、ひとたび地震が起きてしまうと、その後は幾度となく余震が起こります。最初の揺れで建物がダメージを受けていると、余震で倒壊したり、物が落下してくることがあるかも・・・

なので、安全な地域とはいえ油断は禁物。できることなら落下物から身を守れる場所には移動した方がベター。

では、国立競技場の周りで、火災からも逃げやすく、落下物の危険性も低い場所はどこでしょうか?

辺りを見回すと巨大フェンスが。

これは神宮第二球場の鉄塔です。野球が無い日はゴルフの打ちっ放しとして利用されています。ちょっとだけ不安がよぎるゴルフの打ちっ放しの鉄塔。

実は、被災した場所の真横にあるんです。

もしもこれが倒れて来たら・・・

・・・

・・・

よ、よし、もっと安全な場所を探しに行こう。

余談ですが、オリンピック後に神宮第二は解体され、この場所にラグビー場が移設されます。きっとめちゃくちゃ安全になるね!

オススメは青山門から東のエリア

実際に歩いてみてオススメだと感じたエリアは、国立競技場の青山門から東に進むエリアです。

Gの場所が青山門。

青山門。写真には写らない迫力。

青山門を出て東に進むと、スグにあるのが「建国記念文庫」

文庫といっても本じゃないよ。公園だよ。何もない公園だよ。

写真の左端にいるピンクのダウンの子はワタシの娘。ここでしばらくかくれんぼをして遊びました。娘は目を開けたままカウントを始めるから、隠れるのがとっても難しいんです。パパも真剣。

そんなこんなで避難完了。あー疲れた、かくれんぼで。(もちろん楽しいんですよ)人混みの中で避難したら疲れるかもだけど、通常疲れる距離ではありません。

でもここじゃ、鉄塔のすぐ近くだからやっぱり心配!文庫だし。

そんな方は、建国記念文庫を突っ切ってさらに東、

草野球グラウンドまで行っちゃいましょう!!

航空写真からもわかる通り、ここなら何も落ちてきません。周辺の見通しもいいから「気が付いたら火に囲まれていた」なんて心配もないし、しばらくようすを伺うには良い場所だと思います。

ただ勘違いをしないでおきたい事が1つ。それは、広域避難場所だからといって、避難者に必要な設備が整っているわけでは無いということ。

念の為、神宮外苑に確認をしましたが、普段利用できる公衆トイレはあるけど、災害時用のトイレや物資などは備わっていないとのことでした。

それと、オリ・パラ開催期間中は草野球グラウンドの北側の一部がサブトラックになっているようす。場所によっては自由に避難できない可能性もありそうなので、念の為、それも想定しておきましょう。

まとめ

  • 国立競技場と東京体育館は「広域避難場所」内に施設があるから、かなり安全
  • 地震が来たらすぐに落下物から身を守ろう
  • 余震による落下物や建物の倒壊に気を付けて避難しよう
  • 近くに国立競技場と同等の広さの草野球グラウンドがあるから、そこまで避難できればますます安心

国立競技場のエリアは、緊急の避難は必要ない可能性が高い地域でした。

ですが、近くで火の手が挙がった時は、逃げ遅れないように注意しておきましょう!!

地震の瞬間にすぐに身を守る行動がとれれば、命を落とす危険は低い場所だと思います。

それでは、オリンピック・パラリンピックを存分に楽しんで下さい!!


国立競技場施設案内などのサイトはコチラ→日本スポーツ振興センターホームページ(https://www.jpnsport.go.jp/

斎藤啓之

執筆者:斎藤啓之

1980年生まれ
両親の出逢いはテニスコート。男3人兄弟の長男で、3世代で暮らし、友だちから「サザエさんのウチみたい」だと言われるような家庭で育つ。
料理は全く出来ないが調理師免許を持っており、味噌が変わると判る味覚をもつ。
剣道の有段者なので、棒で人を叩くと逮捕される。
趣味は、高3の秋から始めた野球。甲子園を目指したことの無い野球人。
ほとんどの人にA型?と聞かれるO型。

最近書いた記事

コンテンツの説明書

コンテンツの一覧

よく読まれている記事

SNSもCHECK!

twitter facebook