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2015.01.31 自分の町には防災力が備わっているのか!? 避難訓練の打ち合わせに中学校の校長室に行ってみた

地元の防災部に所属した、新米防災部員のさいとうです。

2014年6月某日

地元の中学校が防災訓練をしたいという事で、早速打ち合わせのため、町会長と防災部長と私の3人で、校長先生に会いに中学校へ行ってきました。

当日話したこと

因みに、学校の校長先生は、その避難所の長になるため、地域の防災力という観点ではとても重要人物です。

そんな校長先生の話では、校長先生は赴任してばかりで、まだこの学校がどれだけの数の防災用具や非常食が揃っているのか知らないとのこと。

そうだよね。赴任してきて早々に、防災状況から確認するなんてしないいだろうし、なかなかそんな暇はないよね。

で、今回は防災訓練を通して、学校の現状を把握したいということでした。さすがっ!

避難所の設備の状況は私たちも知っておきたい!!是非ともやりましょう!!ってことになりました。

今回の訓練は、土曜日の午後に地震が発生したと仮定しての訓練になりました。

校長先生からの要望は

  • 中学校の先生にも参加してもらう
  • 学校のドコに何があるのか分からないから、把握したい
  • 地域住民への広報をやってもらいたい

などなど

それに対し、防災部から校長先生への要望は

  • 発災型防災訓練を行いたい
  • 学生にも協力をしてもらいたい
  • 震災直後の動きを体験したい

などなど

で、訓練の目的は

「教職員の方に、学校の災害準備の状況を把握してもらう事」

「参加者に地震直後の避難・救護の方法を体験してもらう事」

で落ち着きました。

では、次回はどの様な訓練内容にするか、地元の消防署に行って打ち合わせすることになりましたー。

まとめ

文字にすると簡単ですが、お互いの要望がまとまるまで、実は結構時間がかかりました。

思いついた事を口にするので、意見が出るわ出るわ。

そして、意見の食い違いがある毎に「そうじゃないんだ」と何故かもめる。

東日本大震災の後のTwitterでは、災害の話になると、やれお前の言ってることは間違ってる。お前は全くわかってない。と相手を攻撃しはじめる会話が多かったんですよね。

もちろん、誰もが正しい情報を求めていたし、正しい情報を拡散したいって想いがあって、良かれと思って行動しているから仕方のないことなのでしょう。

どうやらそれは、60歳近いオジ様たちも一緒のようです。

真剣だからもめてしまう。

そして、そんな人たちが一緒に避難所を運営しようとしたら、、、

避難所生活ってストレスが溜まるって聞きますが、どうやら生活レベルの低下だけでなく、対人のストレスが多いのだと、肌で感じた1日でした。

斎藤啓之

執筆者:斎藤啓之

1980年生まれ
両親の出逢いはテニスコート。男3人兄弟の長男で、3世代で暮らし、友だちから「サザエさんのウチみたい」だと言われるような家庭で育つ。
料理は全く出来ないが調理師免許を持っており、味噌が変わると判る味覚をもつ。
剣道の有段者なので、棒で人を叩くと逮捕される。
趣味は、高3の秋から始めた野球。甲子園を目指したことの無い野球人。
ほとんどの人にA型?と聞かれるO型。

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