こんにちは。ミライボのさいとうです。
ボクがドラクエをやっていた当時、スクルトやルカナンといった補助魔法はほとんど使ったことがありませんでした。
戦闘スタイルはどのシリーズでもガンガンいこうぜ!!死にそうになったらケアルガ。あ、これはFFのほうだ。。。
まぁ、そのかわり武器や防具はしっかり装備するタイプで、小さなメダルを懸命に探し、はぐれメタルヘルムとかちゃんと揃えることにエネルギーを使ってました。
武器や防具を集めるのは、ボクにコレクター的な一面があるからですが、スクルトなどの補助魔法を使わなかった最大の理由は、戦闘が終われば効力が切れる補助魔法でMPが削られるのがもったいないと思っていたから。それならサッサと倒してしまえ!と。
「うんうん」と同意してくれる人もいるはず。
では、これを実生活に当てはめて考えた時。あなたの防災は「スクルト防災」になってないでしょうか??
それが今回のHow To 防災のテーマです!
目次
1.スクルト防災とは?
2019年の台風15号では、千葉のゴルフ練習場の鉄塔が倒れるといったもの凄い風が吹き荒れました。
そのインパクトは計り知れず、台風19号が関東に上陸しそうだとわかるやいなや、

『窓ガラスに養生テープを貼るべし!』
といった情報がSNS上に溢れかえるようになりました。それはそれは、養生テープを手に入れるのが困難な状況になるほど。
貼り方はバッテンでいいとか、イギリス国旗のように、とか諸説ありました。
せっかく多くの時間を割いてテープを貼っても「実は、テープを貼っても意味ない」説まで流れ、もう何を信じていいのか・・・そんな状況で台風が過ぎ去るのをビクビクしながら祈っていたと思います。
さて、台風が過ぎて・・・
時間をかけて貼った窓ガラスの養生テープ、どうしましたか?? 当然、全てを剥がして元通り。ほとんどのご家庭ではそうだと思います。
これです。これがスクルト防災です。
スクルト防災だと、せっかく高めた窓の守備力が次の日には元通り。台風が来るたびにスクルトを唱えるか、貼り直さなきゃなりません。それだけの労力をかけるのに、後に何も残らないってmottainaiと思いません? MPは減りませんがHPと人生の残り時間が削られてしまいます。それと少しのゴールド、、、じゃなくてお金も。
スクルト防災を続けてていると、いつかそのうち
「今まで大丈夫だったから、次もきっと大丈夫」
になってしまい、そのうち何もしなくなる・・・そんな気がしてなりません。そう、それがとっても心配。
2.どうすれば、高い守備力を保てるのか?
どうせ防災するなら、窓ガラスの守備力を上げっぱなしにする方法がベターじゃないでしょうか?
だとしたら、方法は言わずもがな。

『窓に飛散防止フィルムを貼りましょう!』
コレが一番!! だって、
- 1回頑張れば、次から何もしなくてOK!
- しかも、養生テープより守備力高し
- それでいて、UVカットもできてしまう!(もちろん商品によります)
- 剥がす手間がいらない
貼る手間は養生テープより大変ですが、1回で終わり。来年の台風も、再来年の台風も、その先の台風も、、、ずっとこの1回で備えられる。
どうでしょう??
面倒だけど、それはたった1回だけ! 時間も費用も、長い目で見ればお得だと思いませんか? それに今なら、なんと災害時の安全も付いてきます。(もちろん、今じゃなくても付いてきます。てかむしろそれが目的)
3.飛散防止フィルムを実際に貼ってみた!
飛散防止フィルムは貼った方がいい!! その理由はガッテンして頂けたと思いますが、その作業は果たしてどんだけ大変なのか。実際に貼ってみましたよー。
用意するのは、こちら

- 飛散防止フィルム
- ヘラ
- カッター
- ものさし
- 霧吹き
- メジャー(巻き尺)
作業工程は、
1.窓のサイズをメジャーで測る

2.サイズに合わせてカッターでカットする

(あ、必要なものにペンと段ボールを載せるの忘れた! といまさら思った・・・けど、この段ボールはフィルムの梱包材なのでセーフ!!)
3.霧吹きとヘラで窓を洗う

霧吹きで水を吹きかけて、

ヘラで汚れを落とす。を念入りに。
4.霧吹きでフィルムの接着面を濡らす
※説明書にはフィルムの接着面を濡らすように書かれていましたが、ボクはガラス面を濡らしました。理由は濡らしやすいから。
うまく貼るコツは、悪ふざけか!? と思うほど、接着面をびちゃびちゃに濡らすこと。そんなに濡らしたら付かないでしょ? ってくらい濡らさないと、むしろきれいに貼れません。
5.貼合わせる

6.貼りながら、更に濡らす

7.ヘラで接着面の水と空気を抜いていく


娘も面白がって手伝ってくれました。
8.満足したら終わり

愛犬が褒めてくれました。
作業に慣れてくるにつれ速く貼れるようになったけど、4枚の窓を貼り終わるのに、4時間くらいかかりました。どひゃー。
※時間がかかった最大の理由は、子どもと犬の毛の混入
A型とA型っぽい性格の人(自分のこと)は時間がかかると思います。
自分で貼る手間を考えたら、職人さんに貼ってもらうのもアリかもしれません。多分、フィルム代別で25,000円くらいかな。仕上がりもきれいだし。
4.終わりに
今回のテーマは、脱スクルト防災でした。スクルト防災を続けていると、オオカミ少年と同じことが起きる気がするんです。そしてそれは、窓の防災以外でも同じことが言えます。
例えば、食料備蓄。
賞味期限の永いものを選ぶことが防災のように考えがちですが、今は「ローリングストック」という方法が推奨されています。(ローリングストックについての参考記事→トクする防災「備蓄の心得 ローリングストックについて」)
簡単に説明すると「ローリングストック」とは、普段から食べる物の在庫を用意し、古いものから消費していく方法です。
我が家ではウォーターサーバーを導入したので、飲料水は自動的にローリングストックできる仕組みに変わりました。(未来防災課→【失敗しない水の備蓄】ミネラルウォーターでの備蓄が続かなかった人でも出来る、超簡単な備蓄方法とは?)
常に、ストレスなく続けられる防災。しかも守備力が続く防災を多くの人が実践してくれると嬉しいです。
皆で、脱スクルト防災!!
飛散防止フィルムを貼るメリットは、他にもあります。よければこちらの記事もどうぞ→【マンション防災】ケガ防止だけじゃない??窓ガラスに飛散防止フィルムがマストなワケとは!?